**「チョコレートテイスティングの儀式」**では、視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚の五感でチョコレートのあらゆる楽しさを体感できます。さまざまなチョコレートテイスティング体験をご確認ください。
チョコレートを味わう体験
「私たちは物事をそのまま見るのではなく、私たちの視点から見ます」。つまり、背景や好み、性格などによって見方に違いが出ます。
味わうことと食べることは同じではありません。味わうとは集中して注意を払うことです。センサリーを研ぎ澄ませてください!
食品や素材の特性に対する人間の反応は、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を通じて認識されます。センサリーの評価は認識することです。
認識に正解はありません。
共通点を強調することは有意義な話し合いをする上で役立ちます。主観的な違いがこの話し合いを面白くします!
五感を使って、情熱的なチョコレートテイスターになり、チョコレートの表現方法を見つけて体験を共有してください。
ステップ1-見る
チョコレートの外観を見ることで、色、明度(強弱)および色相(レッド/マホガニー、イエロー、グレー、パープルの色合いなど)に注意を払います。
- チョコレートを明るい白い紙またはテーブルクロスの上に置いて、外観を確認してください。
ステップ2-触れる
チョコレートに触れることで、手に持ったときの感触に注意を払います。指の感じ方(柔らかさ)、手で溶ける感覚(溶ける速度)、そして固さを感じます。チョコレートを折って抵抗(曲がったり折れたりすること)を感じる直前の瞬間を感じてください。
- 目を閉じて集中しましょう!
- チョコレートを指の間でこすることで、指の感覚を確かめます。
- 指の間で押すことで、溶ける速度を確認します。
- チョコレートを曲げることで、抵抗を感じ固さを確認します。
ステップ3-聞く
チョコレートを折るときにその音を聞くか、音を立てる(はっきり/鈍い)ようにします。
- 目を閉じたまま、チョコレートを耳に近づけて音を立てます。
ステップ4-匂いを嗅ぐ
チョコレートの匂いを嗅ぐと、香りと複雑さ(低、中、高)、強さ(強弱)がわかります。
- 片手でチョコレートを取り、チョコレートをこすります。
- 鼻に持ってきて手をカップの形にします。
- その後3回匂いを嗅ぎます。
- チョコレートの匂いを確かめる合間に、自分の体の香水を嗅いで鼻を中和します。
ステップ5-味わう
味わうと、チョコレートの基本の味、香りおよび口当たりがわかります。
- 鼻をつまみます。噛んで溶かして基本の味を見つけます。
- 鼻から手を離して深呼吸します。香りに集中します。
- チョコレートを口蓋に向けて動かし噛みます。口当たりを調べてください。
- チョコレートの合間に、水を飲んで口蓋を中和します。
未知のチョコレートを味わう体験を探求することによりチョコレート体験を一段階上のレベルに引き上げる上で、チョコレートを食べるだけでなく、味わって表現する方法を知ることは役立ちます。