
植物由来食品がブームに
植物由来(プラントベース)食品のブームは確実に起こっており、一時的な流行ではなく、食品の未来です。ユーロモニターによると、牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム、調理済食品などのカテゴリーでは、植物由来の代替食品が2桁成長を続けており、従来の肉や乳製品売り場の棚を奪っています。牛乳を例に挙げると、わずか数年で驚異的な12%の市場シェアを占めるに至りました(西ヨーロッパ、2020年)。植物由来食品が棚にずらりと並んでおり、それが当たり前になりつつあるのは明らかです。

出典 バリーカレボー独自の生活者調査 2021年11月、クアルトリクスを使用、デジタル調査
その原動力は?フレキシタリアン
植物由来食品の需要をけん引しているのは、肉や乳製品を完全に排除しないフレキシタリアンです。彼らが植物由来食品を選ぶ動機の上位3つは、健康、味、多様性です。また、フレキシタリアンは動物性食品を全く食べない、という選択をする必要が無いため、植物性食品に対する期待は非常に高く、美味しさ、刺激的で多様な選択肢、魅力的な価格提案が鍵となります。

出典 バリーカレボー独自の生活者調査 2021年11月、クアルトリクスを使用、デジタル調査
スイーツ商品で先取りしよう
チョコレート菓子、ベーカリー、ビスケットなどの品目では、植物由来食品のトレンドはまだ発展途上ですが、勢いを増しており、転換点に達に近づいています。18歳から44歳までの60%の消費者は、各食品メーカーが植物由来の素材を使った商品の発売に期待しています。一方で、植物由来ミルクチョコレートを現在購入している人々のうち、そのチョコレートに満足しているのは45%にとどまっています。スイーツブランドが参入を試みる余地は明らかで、それゆえにチャンスがあります。
出典はこちら:
スイーツにおける植物由来原料の可能性に注目し、消費者の意識をより深く理解するために、私たちは2021年に独自の消費者調査を実施しました。ヨーロッパ6カ国(フランス、イギリス、ポーランド、ドイツ、イタリア、スペイン)からアメリカ、オーストラリアまで、クアルトリクスを使用し、3200人以上の回答者にデジタル調査を実施しました。消費者に植物由来の嗜好品、特にチョコレート菓子、ベーカリー、ペストリー、クッキー、アイスクリームの用途について尋ね、消費に対する本質的な動機と妨げになる要因を調べました。

未来の商品棚
植物由来食品ブームを盛り上げ、未来の菓子、ベーカリー、ビスケット、アイスクリームの商品棚がどのようなものになるかを探るため、バリーカレボーはオンラインプラントクラフトポップアップストアをオープンしました。製菓、ペストリー、ベーカリー、ドリンク、アイスクリームの各分野のスイーツを提供し、B2Bの顧客に植物由来食品の次のイノベーションを検討するための製品を幅広く取り揃えております。2022年のヴィーガニュアリーのために特別に作られました!
残念ながら、店舗は閉店してしまいましたが、営業担当者までお問合せいただければ、未来の商品棚についてご説明し、弊社のレシピをご紹介いたします。