プラントベースの人気は定着しています
数年前に登場したばかりのプラントベースのデザートと飲料のカテゴリは、ある日は乳製品を購入し次の日は乳成分不使用の商品を選ぶフレキシタリアンのおかげもあって盛り上がっています。商品の味が大幅に改善され、乳製品の選択肢がこれまでになく増えています。大豆以外にアーモンドとオート麦ベースの商品の人気が上がっています。
西欧は、その発売に関して世界で最も流動的な地域でした。新たに発売された724種類のプラントベース飲料、352種類のプラントベースヨーグルトは、世界全体の発売量のそれぞれ39%と66%に相当します1。
乳成分不使用の飲料とデザートのマーケットは西欧で大きく流動的です。ユーロモニター調査:
- プラントベースのヨーグルト:2019年の小売価格は6億2700万ユーロで、2019年から2024年に+8.1%の年平均成長と予想されています。最大のマーケットはフランスの1億8000万ユーロ、次にイタリア、ドイツ、英国が続きます(それぞれ7800万ユーロ、7500万ユーロ、6700万ユーロ)。
- プラントベースの飲料:2019年の小売価格は220億400万ユーロで、2019年から2024年に+9.3%の年平均成長と予想されています。最大のマーケットはスペイン(4億5600万ユーロ)、次にフランス、英国、ドイツが続きます(それぞれ40億600万ユーロ、36億200万ユーロ、27億100万ユーロ)2。
1-味が第一優先
ヴィーガン食であるかどうかにかかわらず、味は生活者にとって購入の主な要因です。味が悪く砂のような感触であった過去の乳成分不使用の飲料やヨーグルトに慣れている生活者は、今では乳製品とおいしい乳成分不使用の飲料やデザートの間を行き来しています。トップの味には、ストロベリーやマンゴーなどの フルーツ、チョコレートやキャラメルなどのブラウンのフレーバーが挙がります1。
アンドロス(フランス)は、16%チョコレートを使用したGourmand et Végétalのココナッツベースチョコレートムースを発売しました。フランス産のヴィーガン商品です。
スターバックス(米国)のアーモンド飲料で作ったアイスカフェラテ。
2-身体に良い
生活者は乳製品と乳成分不使用の飲料やデザートの間を簡単に行き来できるため、同様の機能上のメリットを求めています。そのため、一部のブランドは機能的表示を追加してヴィーガンを超えた位置付けの商品を実現しています。例えば、糖質無添加プロテインを多く含むものやプロバイオティクス供給源となるものなどです。
Activia(スペイン)は、大豆ベースの新商品を発表しました。乳製品と同じようにプロバイオティクスが豊富です。
500mLあたりプロテイン25gを含むAlproチョコレート大豆ベースの新しい飲料(ギリシャ)。500mLボトルに入れておくと便利です。植物性タンパク質を増やす簡単でおいしい方法です。
3-その次は?
バリーカレボーは、プラントベースの飲料やデザートに最適な、乳成分不使用ナッツペーストやココアパウダーを幅広く提供しています。
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ヴィーガン、乳成分不使用、乳成分を含まない表示の違いの詳細。